妊娠高血圧症候群にんしんこうけつあつしょうこうぐん
妊娠20週目以降から分娩後12週までの間に、初めて高血圧あるいは高血圧に尿タンパクを伴う状態が出現した時にこの病名がつけられます。
妊娠中の高血圧の判断基準

こんなときにかかりやすい
- 太りすぎている時 ⇒ 参考:体重増加の目安
- 糖尿病、高血圧、腎臓病などの合併症を持っている時
- ハードな仕事やストレス、睡眠不足がある時
- 35才以上の高齢妊娠と10代の若年妊娠
- 多胎妊娠 ・・・など
自覚症状がでにくい病気です。
健診を受けないと分かりませんので、妊婦健診にはちゃんといきましょう。
参考:体重増加の目安
太りすぎは、合併症や難産を招きます。やせ過ぎも胎児の発育不全を招き、良くありません。妊娠中は体重管理をしっかり行いましょう。 理想の体重増加は、非妊娠時のBMIにより次のようになります。

- 妊娠前のBMI 18.5未満の「やせ」タイプ
- 妊娠中の最適体重増加 10~12kg
- 妊娠前のBMI 18.5~25未満の「標準」タイプ
- 妊娠中の最適体重増加 7~10kg
- 妊娠前のBMI 25以上の「太め」タイプ
- 妊娠中の最適体重増加 5~7kg