1. トップページ
  2. 帝王切開の出産費用について
  3. 高額療養費

帝王切開の出産費用について

出産費用はいくらかかる?もらえるお金があるって本当?賢く出産するために知っておきたい費用と保険について

高額療養費

帝王切開には健康保険が適用されるため、高額療養費の給付対象になります。
高額療養費とは、健康保険が適用される治療費(医療費総額)のうち患者さんが支払う分が、自己負担限度額を超えた場合に支給される医療費です。
※入院期間が月をまたぐ、入院期間が短い、入院基本料の違いなどの条件により、医療費が自己負担限度額を超えず、高額療養費の給付対象とならないことがあります。

帝王切開の他に妊娠・出産で保険が適応されるケース

  • つわり(重症妊娠悪阻)
  • 流産・早産
  • 子宮頸管無力症
  • 妊娠高血圧症候群
  • 逆子・前置胎盤の超音波検査
  • 児頭骨盤不均衡の疑いでのX線撮影
  • 微弱陣痛などで陣痛促進剤を使用
  • 止血のための点滴
  • 赤ちゃんの新生児集中治療室への入院 など
対象
同一世帯で1ヵ月(同じ月)にかかった医療費のうち、自己負担の支払いが自己負担限度額を超えた方
金額
自己負担限度額を超えた金額
自己負担限度額は収入により異なり、3つに区分されます。
一般 低所得者 上位所得者
右記の2つ以外 市区町村民税非課税者
(標準4人世帯で年収250万円以下)
各種手当を含むトータルの月給が53万円以上。
国民健康保険の場合は、被保険者全員の基礎控除後の所得を合算して600万円を超える場合
80,100円+(医療費総額−267,000円)×0.01
かかった医療費総額が26万7千円を超えた場合に、(医療費総額−267,000円)×0.01が加算されます。
※同一世帯で、該当月を含む過去12ヵ月の間に高額療養費の支払いが4回以上になった場合は、4回目から44,000円が自己負担額になります。
35,400円
※同一世帯で、該当月を含む過去12ヵ月の間に高額療養費の支払いが4回以上になった場合は、4回目から24,600円が自己負担額になります。
150,000円+(医療費総額−500,000円)×0.01
かかった医療費総額が50万円を超えた場合に、(医療費総額−500,000円)×0.01が加算されます。
※同一世帯で、該当月を含む過去12ヵ月の間に高額療養費の支払いが4回以上になった場合は、4回目から83,400円が自己負担額になります。

医療費総額が30万円で、自己負担3割で9万円支払った一般所得者の場合

申請方法
事前に認定を受ける方法と事後に申請する方法があります。

申請に必要なもの

  • 高額療養費支給申請書、医療機関の領収書(事後申請)
  • 限度額適用認定申請書(事前認定)
  • 振込先の口座番号
  • 健康保険証
  • 印鑑

事前に認定を受ける場合

帝王切開などで入院し、手術費用などが高額療養費の給付対象となる場合は、事前に認定を受けることをお勧めします。
事前に認定を受けると、窓口での支払いは自己負担限度額までとなります。

申請先の窓口で申請書をもらい、記入する。 申請書を提出する。 「限度額適用認定証」を受け取る。 医療機関で支払いをする際に「限度額適用認定証」を提示する。

※「限度額適用認定証」の有効期間は最長1年です。認定証は保険料を滞納しているともらえないこともあるため注意しましょう。

事後に申請する場合

かかった医療費総額の
3割を医療機関で支払う。
申請先に医療機関の領収書を添付した申請書を提出する。 高額療養費が支給される。

高額療養費支給申請書の参考例はこちら

(協会けんぽHPより)
申請時期
医療費の自己負担分を支払った翌日から2年以内
申請場所
  • 勤め先の健康保険の人・・・勤務先の担当窓口か社会保険組合、共済組合など
  • 国民健康保険の人・・・市区町村役所の窓口

高額療養費は月ごとの計算になります。

収入区分が「一般」の方を例に、医療費が(1)同じ月に請求される場合と、(2)月をまたがって請求される場合について計算してみます。

(1) 1月1日〜1月10日:医療費総額 60万円
(2) 1月28日〜2月6日:医療費総額 60万円(各月30万円とする)
差額 (1) 96,570円−(2) 19,140円=77,430円

かかった医療費が同じでも、月をまたがると支給される高額療養費はこんなに違います。

2つ以上の医療機関にかかった場合、医療費は合算できますか?

医療機関ごとの申請になるため合算はできません。申請は医療機関ごとに行ってください。
ただし、里帰り出産や転院で複数の病院・診療所にかかった場合、1軒が21,000円以上なら違う医療機関でも対象となります。