予定帝王切開の主なケース

児頭骨盤不均衡じとう こつばんふきんこう

赤ちゃんの頭がお母さんの骨盤に比べて大きかったり、骨盤の形に問題があって赤ちゃんの頭が骨盤を通り抜けられないと判断された時に、このような病名がつけられます。
ただし、実際には進行をみてみないと診断できないケースが多く、骨盤レントゲン写真などで確実な診断がついた時以外は、児頭骨盤不均衡が疑われても経腟分娩をトライします。
途中でこの診断がつけられ帝王切開となる場合もあれば、そのまま無事に経腟分娩ができる場合もあります。

疑われる場合

  • 母体身長が150cm以下、とくに145cm以下
  • 子宮が明らかにお腹から突き出ている場合(特に恥骨の上に胎児の頭が出っ張っている場合)
  • 初産婦で37週以降(診察で児頭が骨盤入口部より上方にある場合)
  • 児頭の横幅(大横径)が10㎝以上の場合
    ・・・など