先輩ママの体験談
三匹とこぶたさん(30代)
三度の緊急帝王切開
三人の子どもをそれぞれ緊急帝王切開で出産しました。
一人目は2006年1月生まれ。
予定日三日前の夜間に破水、翌日入院し陣痛促進剤のお世話になりました。しかし一晩経っても赤ちゃんは全く下がってこず、子宮口は3cmから開かず痛みばかり強くなり、陣痛促進剤を追加しても出産はすすまないだろうという医師の判断で帝王切開が決まりました。
二人目は2007年1月生まれ。
予定日は2007年2月上旬で、予定帝王切開なら、一人目と同じ誕生日になるかもとのんきに思っていました。
里帰り翌日から30分おきにおなかが張り始め、緊急入院。張りがおさまれば退院できると言われましたが、結局入院のまま、四日目の朝、張りと痛みがひどく子宮がもたないと34週で緊急帝王切開となりました。
術後、風邪を引いてしまい咳をするのがとてもつらかったです。
三人目は2009年5月生まれ。
予定日は2009年7月上旬。安定期頃からおなかがよく張り、張り止めの薬があまり効かないので先生に相談しようと思った日の早朝、前駆陣痛。一時間くらいでおさまりましたが、内診の結果、子宮が薄くなっているから今日の夕方手術と即入院。
二人目と同じ34週でした。点滴をしてもおなかは張って、手術前には5分おきに陣痛がきていました。おなかが張る度、子宮が破裂したらどうしようとずっとハラハラしていました。
赤ちゃんは2,654gありましたが、新生児一過性多呼吸(羊水が肺の中に残ったままで呼吸困難をおこしている)ということで、NICUのある病院に搬送されました。1週間NICUにおり、約半月で退院できました。
三人とも同じ病院で出産しましたが、産後は他の経産婦さんと食事をとります。自然分娩で出産した方たちは、やり遂げた、という独特の興奮状態にあるのがすごくわかります。その中では、どうして私はちゃんと産んであげられなかったのだろうと余計に自分を責めてしまいました。三回とも母乳の出も悪かったのでなおさら、精神的に参っていました。
三人目が成長するにつれ、三回の緊急帝王切開で、子どもたちも自分自身も無事にいられたことに感謝するゆとりがでてきました。出産は通過点で、今、育児をして他に悩みなんてたくさんあります。
帝王切開で残念なことは、4人目をあきらめたことくらいです。帝王切開でなくても早産傾向ならいろいろリスクはあるのでしょうが・・・。
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