先輩ママの体験談
くまちゃんすさん(20代)
検診で翌日手術が決定、でも満足です
36週の定期検診で逆子のためNST(*)を行ったところ、医師から「気になる波形が出ている」といわれ、翌日に手術が決定してしまいました。
急な話かつ初産だったためショックでしたが、胎児が成長すれば逆子が治る確率も下がる一方だし、破水からお産が始まったら危険との説明を受け「リスク回避」と納得して手術に臨みました。
結果、手術は滞りなく終わり母子ともに健康(赤ちゃんは3,000g超、保育器に入りましたが想定内でした)、硬膜外麻酔のおかげで術後の痛みもほとんど感じず、苦労なく出産を終えることができました。さすがに術後24時間は身体が辛かったですが、その後はすぐ歩行を開始し、4日目からは保育器を出た我が子と母子同室でした。
一般的な産みの苦しみは経験しませんでしたが、赤ちゃんが産声をあげたときには涙も出たし、出産の喜びは充分感じましたよ。大変理解ある病院で、バースプランでカンガルーケアを希望していたのを考慮して、保育器に入れる前に少しだけ抱っこさせてくれたのも嬉しかったです。おかげで満足のいく出産が出来ました。
ただ母親学級などでは妊婦の不安を煽らないためか、帝王切開についてはあまり触れないのが気になります。私も自然分娩が当たり前と思っていましたが、手術になるケースはそんなに低い確率ではないし、初産の妊婦が慌てずに済む程度にはフォローしてもいいのではないかと思います。
(*)NST(ノンストレステスト):妊娠後期に行う赤ちゃんにストレスがかからない検査で、おなかの中の赤ちゃんが元気かどうかを、赤ちゃんの心拍数や胎動等でチェックします。
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