元気な赤ちゃんに出会うために知っておきたい 帝王切開のこと

帝王切開ナビロゴ

先輩ママの体験談

Mさん(40代)
帝王切開は天国でした
46歳と11ヵ月で帝王切開にて息子を出産(初産)しました。妊娠中から血圧が高かったのですが、高齢と肥満にもかかわらず非常に順調で、妊娠中6回の海外出張をこなし、出産前日までフルタイムで働いていました。会社で「おしるし」があったのでもう生まれるんだと思い病院に行きました。その後順調に陣痛があり、子宮口も開いてきたので分娩室に入ったのですが、そこからなかなか進みませんでした。血圧は電子血圧計で計測不能にまで高くなり、血圧を下げる薬を点滴されました。その途端に陣痛がなくなり、その代わり赤ちゃんの頭が膀胱を圧迫したため、おしっこは溜まっていないのにトイレを極限まで我慢している感じになりました。これは陣痛より辛かったです。そのうち夜中になり、助産師さんは、体力はあるけれど経験の少なそうな若い人に代わっていきました。きっと経験のある助産師さんは年齢が上なので、夜勤はしないのでしょうか。
陣痛がなくなったので、先生が「陣痛促進剤にしますか?帝王切開にしますか?」と聞いてきました。「陣痛促進剤を打っても帝王切開になる可能性もある」という答えと、「血圧を下げる薬を点滴したら陣痛が消えた」ことなどから、薬が体にどう反応するか個人差があり、予測不可能なので、帝王切開を選択しました。
すぐに手術が始まり、麻酔を打った途端に膀胱の圧迫から開放され、まるで地獄から天国でした。またなかなか出てこなかった赤ちゃんにも対面でき、最高にHappy。
ただ、自然分娩と違い、自分で産んだ感覚がないので、お料理番組で「これが2時間煮込んだものです」と机の下から出てきたように、「これが40週経った赤ちゃんです」と机の下から出てきた感じがちょっとしました。本当に私の子?ってね。
術後は膀胱まで管を入れ、足にも血が固まらないようになんかブルブルする装置が付いていましたが、自分で歩いてトイレに行きたかったので、その日のうちに管と装置をはずしてもらいました。痛み止めも友達が「鎮痛剤を飲むと白髪が増える」というので最初点滴してもらっただけで飲み薬は飲みませんでした。また、看護師の妹が「動かないと癒着するよ」と言うのでその日から動きました。おかげで術後の経過は非常によく、6日間で退院しました。

帝王切開ナビTOP

帝王切開ナビ