先輩ママの体験談
サラサさん(30代)
妊娠高血圧腎症
一年半ほど不妊治療をしても授からず、休憩期間を置くことにした矢先に妊娠が判明。
本当に嬉しくて涙したことを今でも覚えています。
妊娠後期に入るまで順調に進んでいたのですが、34週と6日目に妊娠高血圧腎症と診断され、すぐに入院となり安静・・・。夜になるとお腹に張りが出てきて、切迫早産の恐れがあると診断されました。子宮の収縮を抑える薬も錠剤では効果が得られず、24時間の点滴で経過を見ていましたが、翌々日には救急車にてNICUのある大きな大学病院へ搬送されました。そこでも24時間の点滴で様子を見る予定でしたが、その夜に母体が危険とのことで緊急帝王切開となり、35週と4日目で2,132グラムの男の子を出産しました。そして息子は直ぐにNICUへ入院し、私も暫くして病室へと移動。
腰への麻酔などが凄く痛みを伴うと言うのを耳にしましたが、私の場合あまりにばたばたとことが進んでいったのもあるのか、殆ど痛みを感じることはありませんでした。その後、傷からくる発熱と痛み、子宮収縮の痛みで2日ほどぐったりでしたが、その後は順調に回復。心配された腎機能も回復するとともに血圧も安定し、術後8日で私は退院することが出来ました。
赤ちゃんは、その後3週間NICUに入院となりましたが無事に退院し、今では何の障害も残らず元気に走り回っています。
そしてあれから二年。二人目を授かった今、数日後に予定帝王切開にて出産予定です。
一人目の痛みを忘れたわけではないのですが、子供を産み育てることは、痛みに堪えるだけの価値があると思います。
今回は予定帝王切開ですし、一人目のときよりも覚悟が出来ている反面・・・正直怖いなとも思いますし不安もありますが、妊娠週数も37週を超えて経過も順調です。
少しでも早く二人の子供の育児に元気に着手できるよう、頑張っていきたいと思います。
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