元気な赤ちゃんに出会うために知っておきたい 帝王切開のこと

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先輩ママの体験談

M・Tさん(30代)
一過性多呼吸でした
予定帝王切開(38週で手術)で生まれた我が家の赤ちゃんは「一過性多呼吸」した。
肺に液体が残った状態で生まれると、赤ちゃんは呼吸困難を起こし、多呼吸になるそうです。陣痛を経験しない予定帝王切開の場合に比較的多いとのことでした。
出産数時間後に担当医の方から「呼吸が上手く出来ていないので保育器に入って酸素吸入している」ということを聞かされました。多呼吸について無知だった私は、それを聞いて心配で心配で・・・。手術後で体を思うように動かせなかったので、その日は赤ちゃんが一体どういう状態なのかを見に行くこともできず、ベッドの上で泣くことしかできませんでした。
翌日は少し早めに尿管を外してもらい、保育器の前まで行くことができました。赤ちゃんの細い手には点滴のための包帯がグルグル巻かれていて、口元には酸素マスク、そして胸の辺りは息を吐くたびにベコッ、ベコッと凹んでいました。そんな痛々しい姿をただ見ていることしかできないもどかしさにまた涙が出てしまいました。

でもさすが「一過性」と付くだけあります。3日で赤ちゃんの呼吸は落ち着きました。その落ち着きようといったら、泣いてばかりいたのが恥ずかしく思える程のものでした。
一過性多呼吸の赤ちゃんの姿には本当に ビックリさせられますが、名称の通り「一過性」なので、呼吸が落ち着いた後に多呼吸が再発する、ということはないそうです。
もしお生まれになった赤ちゃんが「一過性多呼吸」と言われてもあまり心配されないで下さいね。

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