元気な赤ちゃんに出会うために知っておきたい 帝王切開のこと

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先輩ママの体験談

レイさん(30代)
まさかの緊急手術
ある日の検診で子宮口が開いていることが判明し、32週に切迫早産で緊急入院しました。10日程点滴と安静を続け、子宮口も閉じたのでそろそろ退院できるかなぁ、という状態になりました。が、主治医から急に緊急帝王切開を勧められました。理由は胎児機能不全でした。赤ちゃんの心音が段々弱ってきてしまったのです。自然分娩で産みたかったのですが、「赤ちゃんはこのままでは弱ってしまい、自然分娩に耐えられない」と言われま した。まだ34週なので、せめてあと一週間、お腹の中で育てたいと思いましたが、主治医の判断は「一週間もつかもしれないけど、もたずに心臓が止まってしまうかもしれない。まだ元気なうちに出してあげて、小児科の先生に診てもらおう、それが一番確実です。」との事でした。
午前中に帝王切開を勧められ、それからいろいろ術前検査などを行い、夕方から手術が始まりました。手術は下半身麻酔でした。赤ちゃんが産まれた時に産声を聞く事ができ、うれしくて涙がこぼれました。週数が早かったため肺がうまく働くか不安でしたが、大きな声で泣いてくれたので安心しました。その後、赤ちゃんは小児科の先生にお任せして、私はお腹を閉じて手術を終えました。
赤ちゃんはやはり呼吸がうまく出来ずに人工呼吸器を装着しましたが、一日で外すことができ、四日後には保育器からでられました。私は術後、痛み止めが効かずにかなり苦しみました。座薬の痛み止めだけは効いたのですが、血圧が低いと使えないと言われたので低血圧の私は中々使えず辛い思いをしました。ですが、早く元気になり母乳をあげないといけないので、気合いでがんばりました。未熟児には母乳は神の水だそうです。私は母乳の出がかなり良かったのでうれしかったです。

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