元気な赤ちゃんに出会うために知っておきたい 帝王切開のこと

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先輩ママの体験談

えもんさん(30代)
出産のフルコース
私は34週で緊急帝王切開となりました。切迫流産→切迫早産→出血→緊急入院→出血、陣痛→緊急帝王切開とフルコースを味わいました。
胎盤が低い位置にあった為、帝王切開になる可能性があると言われていたので心の準備はできていました。お産パッドのLサイズが真っ赤になるくらいの出血があり、タクシーで病院へ行き、そのまま緊急入院。それからはトイレと洗面以外は歩行禁止になりました。はじめての車椅子にも乗りました。それから数日後、大量の出血と生理痛のような痛みで始まった陣痛がきてしまい、子宮口が1.5センチ開いていました。
このままだと母子ともに危険な状態になるため、バタバタした状態のなかでの手術となりました。麻酔をしながら震える手で同意書にサイン。今思い出すと笑えます。麻酔が効いていましたので、手術自体に痛みはありません。驚いたのは意識があるため身体を触られている感覚があることです。赤ちゃんが取り出されるときは胃のあたりをぐーっと押され、もうすぐ出ますよ、という声とともにオギャーという産声もきけました。本当に感動しました。
確かに産むときの痛みはありませんが私の場合、術後の痛みがハンパでなく、頭から☆が飛びました。麻酔がまだ効いていておなかの感覚はないのに後陣痛はしっかりありました。夜中、うなっていたと思います。なんとか耐えた翌日くらいから本格的な術後の痛みが始まりました。出血が多く、貧血状態もありとにかく辛かったです。痛み止めの点滴もほとんど効かず、痛みでベッドから起き上がることもできず、マニュアル通りに進めたがる看護師さんに怒りすら覚えました。けれどもびっくりしたのは同じ部屋の術後の方が翌日スタスタと歩いていたことです。この痛みにはかなり個人差があるようです。傷跡はケロイド状に残っています。けれども気にしていません。勲章ですよね!
私が一番伝えたいこと。それはどんな痛みにも終わりがあるということです。1ヶ月もすればなんとか元に戻ります。半年すれば運動しようかという気分にもなります。そして1年たてばあの痛みも忘れます。今振り返るとあの痛みは幸せな痛みだったのだと思い出します。女性は強い!!

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