元気な赤ちゃんに出会うために知っておきたい 帝王切開のこと

帝王切開ナビロゴ

先輩ママの体験談

ののmamaさん(20代)
自然分娩を希望していたけど…
もうすぐ2歳になる娘がいます。
38週目の検診で、赤ちゃんが全然下りてこないとのことでレントゲンを撮ると、「昔、骨折した尾てい骨が子宮口のほうに折れ曲がっていること」、「子宮口が赤ちゃんの頭より小さいこと」が分かり、予定帝王切開になりました。
自然分娩を希望していたこともあって、夜な夜な運動を頑張っていたのでショックでした。 手術前日は、緊張で眠れず、朝一で病院へ。
手術室へ入ると素っ裸にされて手術台に乗せられたのですが、緊張しすぎて恥ずかしいなんて1ミリも思わなかったです。背中の麻酔も、全く痛みを感じることはありませんでした。 しかし、緊張と恐怖で手足が氷のように冷たくなり、看護師さんにずっと手を握ってもらっていました。笑 手術が始まってから、下半身麻酔なのに上半身にまで痺れがきて息苦しくなったため、酸素マスクをつけていただきました。15分くらいして、「ふぎゃっ」という声が聞こえたかと思うと先生や看護師さんたちがみんな揃って「おめでとう!」と言ってくれて、「ああ、赤ちゃん出てきたんだー」ってフワフワした頭で考えていました。
しばらくすると、赤ちゃんを私の胸の上に置いてくださりました。私の上に乗った赤ちゃんは、誰が教えるわけでもなく自分で私のおっぱいに吸い付いてきました。私は、麻酔が効いていたので全然感覚がなかったのですが、看護師さんに言われて気付きました。
本当に愛おしく感じました。涙が出ました。
術後の傷の痛みはすさまじくて、夜も眠れなかったけど、夜中に看護師さんが赤ちゃんを連れて来てくれて、添い寝をさせてもらいました。不思議と赤ちゃんが横にいる時間は痛みが和らぐんです。痛み止めもまだ我慢して打っていなかったときなのに、本当に不思議。

すごく貴重な体験をさせていただきました。
自然分娩がよかったなんて最初は思っていたけれど、帝王切開でも感動しましたし、あの痛みと恐怖を乗り越えた自分に少し勇気が持てました。

普段、献血の注射ですら怖くて、打つ前から倒れそうになってしまう程痛みに弱い私が出産できたんです(実際、倒れたことも一度だけあります…)。だから大丈夫です!

帝王切開ナビTOP

帝王切開ナビ