先輩ママの体験談
まーくんママさん(30代)
アメリカで緊急帝王切開
予想外の緊急帝王切開になってしまい、びっくりしました。
産休に入ったのは37週目からですが、赤ちゃんの位置も下がらず、子宮口も39週の時点で1cmしか開いていませんでした。「まあ大丈夫だろう」とのん気にかまえていました。
予定日4日前:吐き気を伴う偏頭痛の為に、主人の帰宅後に担当医の指示でお産をする病院へ受診。点滴後に回復したので深夜帰宅。
アメリカの産婦人科は、日中の外来のみで、出産や手術、緊急時は担当医の契約している病院に行き、そこで担当医と会う事になります。
予定日3日前:またしても頭痛「これ以上、頭痛が続き母体にストレスを与えるのは危険。胎児も3500グラム以上あるので出産を開始した方がいい。」との事で夜から入院する事に。入院後、破水させる為にタンポンのような物を挿入。
予定日2日前:朝5時にトイレに起きた時に破水、お昼過ぎから陣痛促進剤投与。陣痛が始まってきたので無痛分娩に切り替えるも子宮口は5cm以上開かず。夜7時頃から発熱。夜9時位からは熱でガタガタ震えだし、主人が担当の看護婦に大丈夫なのかを聞くも、「この程度の発熱は問題無し」と言われましたが、実は大問題・・・。夜11時過ぎにやっと看護婦が担当医へ「発熱しました」と連絡した時には手遅れで「熱が40度近いのは、おそらく破水した所からの細菌感染。赤ちゃんが危ないので今から帝王切開になります」と言われてしまいました。担当看護婦はくどくどと言い訳していましたが、主人と担当医からこっぴどく叱られ、部屋を叩き出されました。
そして予定日1日前の4月2日の深夜3時24分、3615グラムの元気な男の子が誕生。もともと無痛分娩の為に硬膜外へチューブを通していたので痛みはなく、手術室に入ってから30分足らずでスムーズに生まれてくれました。
お腹の傷は全く痛みませんでしたが、感染症を疑われたため、凄まじい量の点滴を投与され、そのせいか足がむくみ、痛くて歩けなくなりました。術後すぐから歩かないと肺塞栓を起こすと聞いたので、気合いで起き上がり、フラフラと新生児集中治療室へ歩き、授乳を開始しました。
息子も感染症を疑われ、2日間新生児集中治療室へ行きましたが全く問題無し。3日目から母子同室となり、5日目に無事退院となりました。
あの看護婦の言う事を鵜呑みにせずにいたら、帝王切開せずにすんだのかもしれません。疑問がある時には納得がいくまで聞いた方がいいと思いました。
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